そうだ、北陸を歩こう。今回は石川県金沢市、「橋場町(はしばちょう)」バス停から歩き始めます。この町の名前、なんと読むか分かりますか。「主計町」——「かずえまち」と読みます。ひがし茶屋街のすぐ近くにある町です。

橋場町バス停付近の交差点、路線バスと北國銀行の建物、金沢駅方面を示す青い案内標識

橋場町(はしばちょう)バス停から、歩き始めます

橋場町バス停から――静かな寺院と、狭い通り

静かな寺院があります
枝垂れ桜でしょうか
こちらはBar
それでは この趣の有り余る
通りを
歩いてみましょう

静かな寺院があります。枝垂れ桜でしょうか。こちらはBar。それでは、この趣の有り余る通りを、歩いてみましょう。

木造の寺院、弘法大師堂と刻まれた石碑、本堂脇に「令和六年能登半島地震 復興祈願」の幟

境内の脇に「令和六年能登半島地震 復興祈願」の幟が立っていました

まずは、なんといっても、この狭い道幅。すれ違うのが、やっとです。

ひがし茶屋街に近い狭い路地の入り口、木造二階建ての茶屋建築が両脇に並ぶ

主計町の路地。すれ違うのが、やっとの道幅です

主計町の狭い路地、紫の暖簾がかかった茶屋建築、奥まで続く石畳の通り

紫の暖簾がかかった茶屋建築。奥まで、細い路地が続きます

浅野川に出て、暗がり坂へ

浅野川に出ました
通りへ戻りましょう
主計町は 観光でにぎわう
ひがし茶屋街の すぐそば
浅野川沿いにある 静かな場所

浅野川に出ました。通りへ戻りましょう。主計町は、観光でにぎわうひがし茶屋街のすぐそば。浅野川沿いにある、静かな場所です。

浅野川沿いの石垣越しに見える住宅街の町並み、葉の落ちた桜の木が手前に一本

浅野川沿いから見える、対岸の町並み

この階段は 「暗がり坂」と呼ばれる
石段で 名前のとおり
昼でも 少し暗い
階段です

この階段は「暗がり坂」と呼ばれる石段で、名前のとおり、昼でも少し暗い階段です。

苔むした石垣に挟まれた「暗がり坂」の石段、手すりが途中までカーブし上に人影が一つ

「暗がり坂」。名前のとおり、昼でも少し暗い石段です

神社の
境内にでます
久保市乙剣宮(くぼいちおとつるぎぐう)
金沢のはじまりと
深く関わる
由緒ある神社です
暗がり坂を 戻りましょう

神社の境内に出ます。久保市乙剣宮(くぼいちおとつるぎぐう)。金沢のはじまりと深く関わる、由緒ある神社です。暗がり坂を、戻りましょう。

久保市乙剣宮の由緒書きの看板と、朱塗りの社殿、石段の脇に立つ松の木

久保市乙剣宮(くぼいちおとつるぎぐう)。金沢のはじまりと深く関わる神社です

茶屋街へ戻って――あかり坂、下新町へ

ここからのアングルも 素晴らしい
茶屋街へ戻りました

ここからのアングルも、素晴らしい。茶屋街へ戻りました。

主計町茶屋街の狭い通り、木造の茶屋建築が両側に並び、奥に人が数人歩いている

茶屋街へ戻りました。ここからのアングルも素晴らしい

この交差点も魅力的だけど、この路地へ。奥に階段があります。一段と狭い通り、「あかり坂」。たしかに明るい。さっきの暗がり坂とは対照的で面白いですね。坂をのぼった、ここからは主計町ではなく、下新町(しもしんちょう)。さっき暗がり坂の上にあった神社も、下新町になります。少し大きな通りを進みます。

コンクリートの石垣に沿ってのぼる「あかり坂」の階段、右手に木造家屋の格子戸、明るい日差し

「あかり坂」。暗がり坂とは対照的な、明るい坂でした

あかり坂を抜けて、新町・鏡花通りへ

右へ
歯科院やそば屋さん
ここは
新町・鏡花通り
この神社が さっき裏から入った
久保市乙剣宮

右へ。歯科院やそば屋さんが並びます。ここは、新町・鏡花通り。この神社が、さっき裏から入った久保市乙剣宮でした。

新町・鏡花通りの道、右手に「武将屋敷」の看板が立つ和風建物、奥にひがし茶屋街の木造建築

新町・鏡花通り。右手に、久保市乙剣宮の裏手が見えます

こっちの奥は大通り。右に恵寿金沢病院。この新町・鏡花通りは、下新町に生まれた作家・泉鏡花ゆかりの、静かな通りです。

新町・鏡花通り沿いの「沢田医院」の看板、和風の格子戸のある建物、電柱と青空

泉鏡花ゆかりの、静かな通り。医院や商店も並びます

この交差点を過ぎると、「尾張町(おわりまち)」。右のおしゃれな建物は、こども園。次の交差点を進みます。

尾張町の交差点、白いタイルの建物に「林ぶり商舗」の看板、奥に山﨑眼科医院の白い建物

尾張町(おわりまち)の交差点

尾張町から彦三町、彦三緑地へ

右に曲がります
ここですね
茶屋風の建物もあります このあたりも
まだ尾張町
この交差点から
「彦三町(ひこそまち)」

右に曲がります。ここですね。茶屋風の建物もあります。このあたりも、まだ尾張町。この交差点から、「彦三町(ひこそまち)」です。

彦三町の通り、山﨑眼科医院の白い建物にこも掛けされた土塀、青空に伸びる木の枝

「彦三町(ひこそまち)」。こも掛けされた土塀が続きます

武家・藩士の家、野坂氏邸。次は「彦三緑地」へ。日本風の庭園緑地です。トイレもあります。園内にはたくさんのツツジが植えられ、春には花を楽しめる、気持ちのいい場所になります。

彦三緑地の入り口、雪吊りされた松の木々と苔むした庭園、奥に武家屋敷風の建物 彦三緑地の苔の庭に置かれた石灯籠と飛び石、雪吊りされた松と赤い土塀

彦三緑地。日本風の庭園緑地で、春にはツツジが楽しめます

彦三緑地を抜けて、浅野川沿いへ

今は
とても静かで
川沿いの 町を歩いたあとの
ひと休みに ちょうどいい空気
街なかとは思えない
落ち着きがあります

今は、とても静かで。川沿いの町を歩いたあとの、ひと休みにちょうどいい空気。街なかとは思えない、落ち着きがあります。

これが出口ですね。出口から園内を見ても、美しい景観です。左へ進んで、浅野川へ向かいましょう。

彦三緑地の木製の門、開いた扉の先に庭園と松の木、雪吊りの縄が見える

彦三緑地の出口。ここから見ても、美しい景観です

川沿いに出ました
浅野川の雰囲気も
とてもいいですね
川沿いに出ると 風が強くなってきました

川沿いに出ました。浅野川の雰囲気も、とてもいいですね。川沿いに出ると、風が強くなってきました。

浅野川沿いの案内標識、「主計町茶屋街」「小橋」「泉鏡花記念館」「金沢蓄音器館」の方向表示、奥に川面

浅野川沿いの案内標識。「主計町茶屋街」の文字も見えます

中の橋、主計町緑水苑、そして帰り道

左に「中の橋」
「主計町緑水苑」
小さな公園です

左に「中の橋」。「主計町緑水苑」。小さな公園です。

浅野川沿いの遊歩道、案内看板と街灯、奥に中の橋が架かる 主計町緑水苑の外観、白壁の小さな建物と手入れされた植栽

左に「中の橋」。「主計町緑水苑」という、小さな公園もありました

茶屋街へ戻ってきました。せっかくなので、帰りも川沿いでなく、この狭い路地を通っていきましょう。今回は、ひがし茶屋街すぐ近くの主計町周辺を、ゆっくり歩いて。金沢らしい散歩になりました。

浅野川沿いの主計町の通り、古い街灯と葉の落ちた桜並木、奥に橋、川沿いを歩く人影

茶屋街へ戻ってきました。帰りは、川沿いでなく狭い路地を通ります